山登りのお買い物


殿様蛙は山登りなんか全くやるつもりはなかった。そもそも、体力が全く無い、高い所が極度に怖いのだ。
ところが、今年の1月末ににスキー仲間から宮崎の五ヶ瀬(日本最南端の天然雪スキー場がある)でスキーとスノートレッキング行こうと誘われて、軽い気持ちで、スノートレッキングとやらに参加した。
スノートレッキングは初心者ばかりだし、半分以上は女性のだから簡単なコースだと思っていたのだが。
これが、結構ハードなコースだったらしい。しかも、当日は1月末にしては気温が高く風もなく暑かったらしい、おまけにガイドさんが途中で道に迷ったりもした。もうすぐ頂上と、もうすぐゴール、ビールが待っているの声に励まされ、参加者のみんなに迷惑と心配もかけながらなんとかゴールすることができた。(後で聞いてみると、女性一人意外は、登山にしょっちゅう行っているらしいし、殿様蛙と同様に登山初体験の奥さんは水泳で鍛えてるから、体力オバケである。)
ゴールしてみると、登山にはまっている、自分がいた...。頂上で見た景色は、行かないと見る事ができないし。なしにしろ、帰ってきた時の「おー、生きて帰ってきたぞー」(大げさだけど、トラバースの時、本当に怖かった。)というなんとも言えない感じが良かった。
殆ど前置きになってしまったが、このスノートレッキングの時に良い季節になったら登山に連れて行ってくださいと頼んだのだ。でも、全く持って装備を持ってない。スニーカーで行くには心もとないし、ザックも持ってないので、買いに行く事にした。
まずは、靴だ。まずは、奥さんの靴から適当に選んでいると、店員がサイズを測ってくれた。どうやら、レディースのサイズには無いらしい...。メンズの棚から25.5をもってきて試着。気に入ったらしい。
次は、殿様蛙の番だ。殿様蛙は普段の靴を買う時にも苦労する、甲高幅広、実測24cm、その上扁平足だ!サイズを測って、靴を持ってきたら、どうもレディースの25.0しかも、奥さんのものと同じモデル、履き心地がとても良い。別の、メンズの25.0を持ってきてもらうと、こちらは、甲が締め付けられてたまらない。ま、レディースの25.0でも合えば良いやということで、お買い上げ。
それにしても、靴は男女逆転だ!

ザックはカメラとか持って行こうと思っているので、とりあえず35Lのものをチョイスした。また、運動するととっても水を欲しがるので、ハイドレーション対応のものを選んだ。
選んだやつは、背中の曲線に合わせてフレームをフィットさせることができるタイプのやつだったらしく、店員さんが、フレームをフィッティングしてくれると同じバックと思えないほど楽になった!

これで、何時でも山に行ける!
最初は、ミヤマキリシマを見に九重あたりに出かけるとしようかな?